【ダイエット】四毒抜きとはなんだ?【食事】
2026/08/06
こんにちは。
パーソナルトレーニングジムbreeze(ブリーズ)西新宿代表の萩原智之です。
最近、「四毒抜き」という言葉を目にする機会が増えてきました。 主にダイエットというよりは、健康法の一つとして広まっている考え方です。 とはいえ、ダイエットの1つとして取り入れている方も見受けられるので 一度整理しておこうかなと思います。 この「四毒抜き」とは、 ・小麦 ・植物油 ・乳製品 ・甘いもの これら4つを“体に良くないもの”として控える、というシンプルな考え方です。 確かにどれも、健康やダイエットの文脈で問題視されやすい食品ではあります。 では実際のところ、本当に一律で「避けるべきもの」なのでしょうか。 ここからは少し冷静に見ていきましょう。 まず小麦について。 グルテンフリーという言葉が広まったきっかけの一つに、 テニス選手の成功例があります。 小麦に含まれるグルテンが体質に合わず、 パフォーマンスに影響していたケースです。 こうした背景には、セリアック病のように グルテンに対して強い免疫反応が起こる疾患が関係しています。 該当する人にとっては小麦を避けることが体調改善に直結しますが… これはあくまで一部の体質に当てはまる話であり、 すべての人に共通する問題ではありません。 次に植物油。 一般的にはヘルシーなイメージがありますが、扱い方によって評価は変わります。 特に酸化した油は、体にとって好ましくない影響を及ぼす可能性があるため、 揚げ物中心の食生活が続くような状態は見直した方がいいでしょう。 ただし、油そのものが悪というよりは「質」と「量」、 そして「使い方」の問題です。 乳製品に関しては、 乳糖不耐症やカゼインへのアレルギーといった理由で 不調を感じる人がいるのは事実です。 お腹がゆるくなったり、消化に負担がかかるケースもあります。 ただ一方で、ヨーグルトやチーズといった発酵乳製品は、 健康面でプラスに働く可能性も多く報告されています。 体質に合うかどうかで評価が分かれる典型例と言えるでしょう。 そして甘いもの。 これはイメージしやすいかもしれませんが、 過剰摂取による影響が問題視されることが多い分野です。 糖質の摂りすぎによって起こる“糖化”は、 体のさまざまな老化現象と関係があるとされています。 ただし、ここでも重要なのは「摂り方」です。 同じ糖でも、果物のように食物繊維やビタミンと一緒に摂る場合と、 加工された糖質を単独で摂る場合とでは、体への影響は大きく異なります。 ここまでを見ると「確かに気をつけた方がいい側面はある」と 感じたかもしれません。 ただ同時に「すべてを一括りにして排除するほどか?」 という疑問も出てくるはずです。 実際、小麦製品にはたんぱく質や食物繊維が含まれており、 栄養源として優秀な側面があります。 乳製品も、発酵の過程を経たものは腸内環境や 代謝に良い影響を与える可能性があります。 果物に関しても、摂取量と健康指標の改善に関連が見られる研究は 少なくありません。 つまり、「完全に排除すべきもの」というよりは 「状況に応じて調整すべきもの」と捉える方が現実的です。 さらに見落とされがちなのが、食事の“社会的な役割”です。 食事は単なる栄養補給ではなく、人とのつながりや楽しみの一部でもあります。 記念日やイベント、誰かとの食事の時間まで厳しく制限してしまうと、 生活の満足度そのものが下がってしまう可能性があります。 また、過度な制限は逆効果になることもあります。 いわゆる「禁止されるほど欲しくなる」という心理が働き、 結果的に反動で過食に繋がるケースも珍しくありません。 加えて、健康を意識するあまり食事に対して強い不安やこだわりを持ちすぎると、 オルトレキシアと呼ばれる状態に近づくリスクもあります。 だからこそ、「完全に排除する」ではなく 「必要に応じて控える」という柔軟なスタンスが現実的でしょう。 私自身は小麦や植物油は積極的には摂らないものの完全に避けるわけではなく、 乳製品は体調と相談しながら取り入れる、 甘いものは楽しみとしてたまに食べる、といったバランスです。 このような状態は、結果的に四毒抜きに近い形になっているかもしれませんが 「ルールで縛っている」というよりは 「自然とそうなっている」という感覚に近いです。 結局のところ、どんな健康法も「自分にとって無理なく続けられるか」が重要です。四毒抜きによって体調が良くなるのであれば続ければいいですし、 ストレスや生きづらさを感じるのであれば調整するべきです。 極端に振り切るのではなく、自分の体と生活に合った落としどころを見つける。 それが長く続く食習慣につながっていきます。
最後に補足となりますが。
四毒抜きをしたからといって痩せるわけではありません。
どのような食事をしても
消費カロリー>摂取カロリーの状態にしないと体重は減りません。
忘れがちですが大切な原理原則ですね。
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