【パーソナルトレーニング】部分痩せはありえません!【ダイエット】
2026/08/04
こんにちは。 パーソナルトレーニングジムbreeze(ブリーズ)西新宿代表の萩原智之です。 「巻き肩を改善して背中の脂肪を落とす」 「1分でお腹の脂肪が激減する腹筋」 こうしたキャッチーな表現、SNSではよく見かけますよね。 ですが特定の部位だけを狙って体脂肪を落とすことは、 現時点ではほぼ不可能と考えるのが現実的です。 気になる部分だけを動かして痩せようとするアプローチは、 効率という意味でもあまりおすすめできません。 多少誇張した表現で興味を引くやり方もありますが、 誤解を招く形で伝えることには違和感があります。 だからこそ今回は、「なぜ部分痩せが難しいのか」「どうすれば結果的に気になる部位がスッキリしていくのか」を整理していきます。 体脂肪が増減する仕組みはシンプルです。 食事から得たエネルギーを蓄える働きと、身体活動によって消費する働き。 この2つは常に同時進行で起きています。 ・摂取(蓄積)>消費(燃焼)→体脂肪は増える ・摂取(蓄積)<消費(燃焼)→体脂肪は減る 言い換えると、「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランスです。 ただし重要なのは“長期的な視点”。 食後は一時的に蓄積が上回りますし、空腹時や運動中は燃焼が優位になります。 この瞬間的な変化に一喜一憂するのではなく、 トータルで見て体脂肪が減る状態を作れているかがポイントになります。 「空腹時に運動すれば脂肪が燃えやすいのでは?」という発想もありますが、 エネルギー不足でパフォーマンスが落ち、 結果的に消費カロリーが伸びないケースも多いです。 積極的に推奨する方法とは言いにくいところ。 では、なぜ特定の部位だけ脂肪を落とせないのか。 ここには体脂肪が使われるプロセスが関係しています。 体脂肪がエネルギーとして使われるには、 ①脂肪が分解される ②血流に乗って全身へ運ばれる ③内臓や筋肉で消費される という流れが必要です。 特に重要なのが最初の「分解」。 これは脳からの直接指令ではなく、ホルモンを介して行われます。 脳が各器官に働きかけ、脂肪分解に関わるホルモンが分泌され、 それが血流に乗って全身へ届けられる仕組みです。 つまり、筋肉のように「ここを動かせ」とピンポイントで命令することができません。 ホルモンは全身に運ばれるため、脂肪分解も全体的に進むことになります。 そのうえで、部位ごとの差が生まれる理由もいくつかあります。 血流の良し悪し、ホルモン受容体の数(体質)、性ホルモンの影響、 さらには生活習慣やストレスなど。 例えば男性は腹部に、女性は下半身に脂肪がつきやすい傾向がありますし、 慢性的なストレスで分泌されるコルチゾールは 腹部脂肪の増加と関連すると言われています。 要するに、「どこが痩せやすく、どこに脂肪が残りやすいか」は個人差が大きく、 自分の意思で細かくコントロールできるものではありません。 最近では、筋肉から分泌されるホルモン(マイオカイン)が 部分痩せに関与する可能性も示唆されていますが、 実用レベルで確立された方法とは言えません。 実際に「効いた気がする」と感じるケースの多くは、 すでにある程度体脂肪が落ちている人が、 筋肉の発達によって見た目が引き締まった結果である可能性が高いでしょう。 補足として、筋肥大によって皮下脂肪が押し広げられ、 厚みが薄く見えるという報告もあります。 これも“部分的に痩せたように見える”理由のひとつです。 結論として、部分的な脂肪燃焼を狙うアプローチは、現段階では非効率。 そういった効果を強く打ち出しているエクササイズや情報は、 少し距離を置いて見るくらいがちょうどいいでしょう。 今回はピンポイントで脂肪を減らす「部分痩せ」は出来ないとお伝えしましたが…
次回は狙った部位を細く見せるためのテクニックを紹介しますね。
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パーソナルトレーニングジムbreeze(ブリーズ)西新宿
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